エレキギター
■ Combat Guitars [ Custom type JPM ( Blue Maple ) ]
(pic 本田社長)
ギター工房[コンバットギターズ]にてフルオーダーしたギター。
○Machine Heads: GOTOH SG360
○Neck材 : ハードメイプル 1P
○Fingerboard: ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)
648mm /42mm /24Frets /400R /牛骨/DUNLOP #6100
○BODY
Top ソフトメイプル 2P /5mm (キルテッドメイプル)
Back ソフトメイプル 2P /40mm(プレーン)
Bridge: シンクロナイズド・トレモロ [GOTOH GE101] & カラハムブロック
○PICKUP
Neck : DIMAZIO エアノートン (Air Norton /DP193)
Bridge: DIMAZIO エアノートン (Air Norton /DP193 F-Space)
○Other
ボルトオン・ジョイント | 3wayトグルスイッチ (センター/パラレル配線) | 約3.5kg | ラッカー塗装:ブルーマテオ | 2008年製

所有していたIBANEZのペトルーシ・シグネチュアモデル[JPM100-P2 (ピカソ3)]
をグレードアップしたギターが欲しく、
JPM100-P2 を元に、
・木材・ハードウェアをよりはっきりした音の出る物に
・チューニング・調整が簡単な仕様に
・メンテナンス代が安く済む仕上げに
・デザインはトム・アンダーソンを気持ちシャープにした感じに
というコンセプトで作ってもらいました。
〜結果〜
●JPM100と同じ点
○ネックシェイプ(実際JPM100のネックをサンプルとして持ち込み)
○ローズ系指板
○スイッチとノブのレイアウト
○DIMAZIO系ピックアップ
○サーキットレイアウト、
● 変更点
○ボディー材
○ナット・ブリッジユニット
○フレット
○ヘッド角度無し
○バインディング無し
○ネックジョイント(斜め落としのプレート有り正方4点止め)
以上を踏まえて作ってもらった結果、
まず弾きやすさについてはJPM100と同じ感じのネックとスイッチ位置なので、僕としては非常に弾きやすい。
ただし、肝心のサウンド面の特徴というと
○全体のサステイン・アタック感がずば抜けて凄い
○中音域のコンプ感もずば抜けて凄い
指板にハカランダ
ネックジョイントをプレート・ボルトオン
6点止めトレモロにカラハムブロック採用
ボディー材がTOP・BACK共ソフトメイプル
これらの相乗効果の為なのか、
サステインが凄すぎるのでミュートに関しては通常のギターより断然意識しなければならないです。
音自体が暴れ馬な感じなので歪みの場合かなり音作りが大変。
とにかく「ボワーンとした中・低音のぼやけ」が無いので、全ての音がエンハンザー・エキサイダーをかけてるかの如く際立ってしまう、そして際立った音にそれぞれサステインがあるため、音がブーミーになるのである。
ですから、歪みは結構音を選びます。…ちゃんとセッティング合わせると最高ですけど。
で、クリーンセッティングの場合だと
これが極上のクリーントーンを奏でてくれます。
もともとサステインと締まりが抜群なので、かき鳴らそうが気持ちが良い音になるクリーンサウンドのセッティングだと、暴れ馬がサラブレッドに大変身?……その位クリーンは最高に気持ちいいですね。
歪み・クリーン両方に言えることが
トーンが強めなので、トーンノブを絞りまくっても使える音になってくれるのが良いところです、トーンレベル5位から下に下げるとレスポール風な感じにはなってくれます。
グレードの高いキルト・メイプルとブラジリアン・ローズウッドを選択したので結構なオーダー代になってますけど(汗)、音も見た目も気に入ってて現在僕のメインギター。……王道から逸脱した作りなので他の方のオーダー参考になりませんが、唯一無比なサウンドで僕は気に入ってます。
初めてのフルオーダーメイドでしたが、前から友人が所有のコンバット製ギターを触っていたので、改めて作りの良さを思い知りました。…当時十二回ローンは厳しかったですけど、オーダーした甲斐はありましたよ。
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